M様 Gibson Les Paul / 全体調整・セットアップ
仙台のギター修理・中古楽器買取販売【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。
最近おろそかになっていたリペアブログ。
何もしていなかったわけではないんです・・
うっかり写真撮り忘れたりとか、色々な要因が重なり、記事にならなかったりと・・
今回は基本的な調整の話を少しだけ。
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【Gibson Les Paul】
比較的、近年のモデルです。
全体調整をさせていただきました。
早速、調整完了後の写真から!!
バランスの取れた姿はより美しく見える気がします(^ ^)
人も楽器も同じですね(笑)
ギター・ベースのメンテナンスは大体3ヶ月を目安にしていただくことをオススメしています。
特に日本は温湿度の変化があり、四季がありますから、このくらいの周期で調整すると楽器が良い状態で維持できます。
長くても5〜6ヶ月に一回は調整したほうがいいですね。
ただし、日頃からバンバン弾いている楽器やライブに使う楽器はもっとマメにメンテナンスしましょう!
弦を外したタイミングでペグナットを増し締めしておきます。
ネジ類は楽器全体が振動することで緩みを生じます。
結果的に鳴りを殺してしまったり、不協音を生み出す原因に。
弦高の調整です。
この時期のモデルは六角レンチで高さ調整ができるので便利ですね〜
ガチガチのサムナットを回すのは結構しんどいです(笑)
弦高は時代によってスタンダードな高さがありますが、そこから持ち主の好みに合わせて調整していきます。
弾きづらいと感じていながら調整されていないギターも多いです。
自分に合った高さに調整することで、弾きやすさだけでなく演奏力も向上にも繋がってきます。
PUのバランス調整。
最終フレットを押さえながらポールピースの高さも見ます。
レスポールなどのハムバッカーはポールピースが独立して動くので微調整が効きます。
今回のギターはかなりバランスが崩れていました。。
メーカー出荷時に調整はされているはずですが(代理店変わって質が落ちたか?)使用してるうちにずれたのか。。
いずれにせよ、改めて調整することで全体の音のバランスを整えたり、より好みの音に近づけることができます。
アンプやエフェクターでイコライジングはできますが、楽器自体がちゃんと調整されていないと、いつまで経っても狙った音にたどり着きません。
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最終的に何が言いたいかというと、目に見てわかる故障が出て修理に出すだけでなく、日頃から愛機を可愛がってあげようってことです( ´∀`)
以上、全体調整・セットアップでした!!
修理・調整の相談やお見積もりは無料です。
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