Tokai LS60 1978' / オーバーホール
仙台のギター修理・中古楽器買取販売【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。
梅雨が明けたのか明けてないのか!?
分かりませんが、今週はずっと暑くなりそうですね・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久々に入荷しました!
Tokai Les Paul Reborn !!
Tokai LSシリーズ、最初期の1978年製です。
全体的にコンディションも良く、貴重な1本であることは間違いありません。
まずは一点一点、部品を外してクリーニングをします。
禁断の Les Paul ロゴ(笑)
Tokaiロゴの形も綺麗で、細やかで丁寧な作業が伺えますね〜
Tokaiオリジナルのクルーソンタイプのペグ。
この時期のものはダブルリングになっていました。
外観もかなり綺麗ですし、動作製も良好です。
ペグブッシュの増し締め。
弦の張力により、大体の場合は浮きが出ています。
クリーニングの際にはこういったブッシュやネジ類の増し締めも行なっています。
弦の張力や振動による楽器本体のバランスの崩れはプレイヤーが思っている以上にあるのです。
綺麗なザグリ(^^)
指板エンドとザグリ内に型番の表記があります。
指板エンドの表記は80年途中から無くなります。
電装周りに問題がないかチェックします。
この個体は部品が総取替されていますが、とても綺麗な仕上げでした。
無駄のない配線は音にも好影響をもたらしますので大事ですね。
オクターブを合わせます。
TokaiオリジナルのABR-1タイプブリッジで、ワイヤーのない仕様です。
PUのバランスも調整します。
最終フレットを押さえ、まずは基準となる高さに設定します。
その後に音を確認しながら微調整をしていきます。
どんなに良いギターでも、PUを含めバランスが崩れていたら良い音は出ません。
もちろん弾きにくくもあります。
楽器を長く良い状態にする上でも、演奏が楽しく、より上達するためにも定期的な調整は不可欠ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなわけでこちらのギター、WEBSHOPに上がっています。
是非ご覧ください!!
0コメント