Fender Japan JB62-98 1989 / オーバーホール
仙台のギター修理屋【FOOLS GOLD】です。
フェンダージャパン・ジャズベースのフレット擦り合わせから全体クリーニングに及ぶオーバーホールの内容です。
31年前の楽器とは思えないほど綺麗な状態。
特に問題も無いのですが、31年分の疲れを解す意味でもオーバーホールしていきます。
まずはフレット擦り合わせ。
指板にマスキング。
準備が大事です。
全体を見てもフレットに大きな磨耗はありませんが、演奏性をより高めるためにも擦り合わせをおこないます。
一気に作業は進み、擦り合わせ後のフレット整形〜磨きまで終わりました。
写真撮り忘れた・・・
各種パーツを取り外し洗浄していきます。
そこまで数は多く無いので助かります笑
弦を張り、全体の調整。
楽器コンディションが良いのでスムーズに調整を行えました!!
フレットサイドも同時に加工。
上位クラスと言えどもエッジが立っているのは普通のことです。
量産品ですから・・・
ただ、エッジを取ることで演奏性は違ってきます。
大きく丸めることはしませんが、丁寧にエッジをとります。
ポリッシュなどを使い拭き上げ。
今回、最終拭き上げには『MUSIC NOMAD MN202』を新調したので使ってみました。
所謂マイクロファイバー素材です。
確かに埃は取りやすく綺麗に磨けました。
ただし、金属部品の角などに引っかかる感じがちょっと気になりますね〜
PG交換など、全体に使用感はありますが状態は良く、本当にオススメできる1本です。
抱えた時の雰囲気もよく、ネックの杢もニヤっとしちゃいます笑
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