C様 YAMAHA CJ-8XE プリアンプ不具合

宮城県仙台市のギター修理(リペア)&中古楽器販売・買取【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。


ブログの更新を怠っているうちに、気づけば5月も半ばを過ぎていました。

決して面倒くさいとか、そういう訳じゃないんですよ。

ちょっと手のかかるギターなどが入ってくるとつい更新にまで手が伸びませんね〜・・。


☆☆☆☆


そんなわけで、今回の内容は、

【YAMAHA CJ-8XE】プリアンプ不具合チェック!!

80年代に発売されたモデルのようですね。

ボリューム・トーンのコントロールに不具合があり修理依頼をいただきました。

シンプルな3つのコントロールですね^ ^

中はこんな感じ。

まずはコネクターを抜き差しして動作チェック。

すると正常にコントロールが反応しました。

念のため、プリアンプ本体をボディから外し、カバーを取って中の基盤もチェック。

特に問題は無かったので、各ポットの接点洗浄をして元に戻しました。

長く使っているとコネクターの接触不具合も出てきますから、たまに抜き差しするなどしてチェックすると良いですね。

フレットサイドのエッジがきつく、指への負担があったので滑らかに処理をします。

元の仕上げもですが、経年による指板やバインディングの収縮が原因でエッジが当たるようになることがあります。

どうでしょう?

エッジの角が取れ、丸みを帯びたのがわかります。

近年のハイエンド系では大概このような処理をされていますが、演奏時のストレス軽減になるのでオススメですね。

ナット溝が深くなりバランスが崩れていたので交換させていただくことに。

長年弾いていれば避けては通れぬ箇所です。

元のナットを外し、接着剤の残りを除去します。

今回の場合、塗料なども乗っていたので綺麗に除去し、しっかり面を出しました。

確かな接着には確かな面出しが必須です!!

新しいナットに生まれ変わりました。

ナットをしっかり密着させること、弦溝の間隔・弦溝の深さを1本1本しっかりバランスを取ることが大事です。

ギターなどの弦楽器において、ナットは音に直結する大事な部品です。

リペア完了です。

元の状態よりも弾きやすく、音色もより良くなりました。


以上、プリアンプ修理よりもフレットとナットの処理がメインになった作業でした(笑)


当店ではネックやバランス調整といった日常的なメンテナンスからフレット交換や電気系統の調整まで行っております。

相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

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