O様 Ibanez JEM7V フレット交換
宮城県仙台市のギター修理(リペア)&中古楽器販売・買取【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。
ついにタイヤ交換をしました。
東北の冬にスタッドレスタイヤは必須です。
そんな冬用タイヤを交換した時、本当に春間近と感じます。
暖かな日差しに、爽やかな音楽、そして暑すぎないコーヒー
春が待ちどしい。
☆☆☆☆
今回フレット交換をしたギターは、アイバニーズのスティーヴ・ヴァイモデル。
つい先日も同じモデルのリフレットしたばかりで、またもややってきたヴァイモデル。
人気があるんですね〜
ロングセラーモデルですしね〜
汚れが目立つので、ざっくり綺麗にしてから作業スタートです。
ローフレット側はそれほど摩耗を見受けられませんが、ハイフレット側が磨り減っています。
やはりこの手のモデルを使われる方に見られる状態で、ハイフレット側でチョーキングなどを交えたソロをよく弾かれるからでしょう。
レモンオイルで保湿し、半田ごてを使って古いフレットを抜きます。
見るからに欠けやすそうな指板。
多少欠けてしまった箇所はパテ埋めして補修。
溝の両端がパテ埋めされている作りなので、新しく打つフレットのタングをその分カットします。
全て打ち終えたら、ハミでた部分をカットし、鉄鋼ヤスリで断面を均します。
指板のストレートをチェック。
フレットを抜く前、フレットを抜いた状態、そして新しくフレットを打った後でネックの状態は大きく異なります。
そのため、都度状態を確認することが大事です。
擦り合わせをおこないます。
擦り合わせたフレットは角張った状態になっているので、専用工具を使って角を落とし丸めていきます。
この流れでフレットサイドの形も作っていきます。
角が立っていると、ネックを握った時に引っかかるので、丁寧に丸めていきます。
更に紙やすりとコンパウンドを使い、磨きあげたら完成です。
指板のチップも補修され、フレット全体も綺麗に仕上がりました。
フロイドローズのバランス調整をし、また今回はスイッチ不良の修理依頼もあったので、そちらも直し完成です。
最後に綺麗に磨いたので、とても気持ちのよい状態となりました。
以上、フレット交換でした。
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