H様 Greco EG700WW オーバーホール
仙台のギター修理工房【FOOLS GOLD フールズゴールド】です!!
ブログ更新をできずにいる間に、すっかり季節は秋へと移ろっていますね!!
楽器にはちょうど良い季節で嬉しい限り〜
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今回は少し前に作業させていただいた内容のご紹介です。
[Greco EG700WW オーバーホール]
アイボリーカラーが珍しいグレコのレスポールタイプです。
どうやら アル・ディ・メオラモデルのようで、初めて見ました!!
何故、グレコでこのモデルを出していたのか・・不明ですね。
アル・ディ・メオラを知らない方はこちらで
個性的な見た目と表情に目がいってしまいますが、ギターテクは言うまでもなくスゴイ。
パーツを外していきます。
ペグはヘッドトップからナットで締め付けるタイプ。
2コブのクルーソンタイプ。
だいぶ汚れが酷いですが、全て洗浄します。
軸が曲がってしまっているペグはできるだけ見た目が近いものに交換してしまいます。
古いものなので、探すのがなかなか難しいですね〜
今回外したパーツです。
これらを洗剤に浸け、超音波洗浄します。
パーツを超音波洗浄している間に、汚れきったフレットと指板をします。
どうでしょう?
すっかりキレイになりました。
音の曇りがなくなり、運指がなめらかになるなど、クリーニングの効果は思っている以上にありますよ!!
ギター自体がずっとしまわれていたこともあり、ポットは汚れなどが固着し、まともに動かない状態でした。
その他のスイッチやジャックも今後、安定して使用していくために全て交換することに。
レスポールのコントロールキャビティは狭く、ハンダがしづらいので、ある程度は事前に済ませておきます。
ポットをボディに取り付け、PUやスイッチなどを配線します。
コンデンサーやアース線などはオリジナルのものを流用しています。
ピックアップはオリジナルのPU-0。
当初、ピックアップ交換もと言うことでしたが、十分生きているので、まずはこのまま使っていただくことになりました。
そして、パーツの組み込みと全体の調整が終わり、見事に復活しました!!
そして、復活した姿を写真に収めるのを忘れました(笑)
以上、Grecoのアル・ディ・メオラモデルのオーバーホールでした。
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