M様 YAMAHA SG フレット&ナット交換

宮城県仙台市のギター修理と中古買取販売の店【FOOLS GOLD フールズゴールド】です。

新年を迎えても 雪 降りませんね〜

それどころか1月とは思えない気温の日もあります。

寒い思いするよりかは勿論良いのですが、ちょっと物足りなくもありますね〜f^_^;)

☆☆☆

今回のリペア内容はフレット擦り合わせの予定だったのですが、ロッド限界で順反りが厳しかったため、大きめのフレットに交換し、フレット上で可能な限りストレートを出すことになりました❗️

今回のリペアで出来る限りベストな状態に持っていきたいということだったので、フレット交換は最善策だったと思います。

日本が誇る音楽メーカーYAMAHAの名器『SG』のフレット&ナット交換です。
日本を代表するエレキギターですね^ ^
フレットを抜きました。
ローズ指板は割れやすいので、半田ごてで温めながら慎重に抜いていきます。
新しいフレットを打ちました。
ジャンボサイズのステンレスに交換です。
メンテナンスが少なくて済むステンレスフレットは、近年ハイエンド系のメーカーで使われております。
ニッケルシルバーのフレットに比べ硬質なため、歯切れ良いのですが冷たい音質になりがちです。
しかし今回使用したフリーダム製のものは、ニッケルとステンレスの中間くらいの硬度のため、音質的にも違和感なく使えるかと思います。
フレットサイドのバリを取って、高いフレットを削っていきます。
ネックの状態やフレットの加工精度によってフレット間に高低差が出てくるからです。
今回の場合は、ネックコンディションの問題から、先に高いポイントだけを狙って削りました。
その後に全体の擦り合わせに移っていきます。
このように全体を擦り合わせます。
順反りが厳しいので、ハイポジション側を特に削っていきました。
削って角張ったフレットを丸めていくのですが、その時にフレットサイドも丸めていきます。
ここをしっかり整えておかないと、演奏時に出血なんてことにも!(◎_◎;)
フレットが高くなったことでナット溝の高さが足りなくなりました。
なので交換です❗️
新しいナットを接着する前に取り付け箇所をキレイにしました。
接着密度を高めるために大事な作業です‼︎
ブラスナットに交換。
加工は牛骨に比べて大変なのですが、ピッカピカに磨きました。
光が反射しておりますw
新しい弦を張って全体の調整をして完了です^ ^
ネックの順反りが厳しいため、完璧な状態とまではいきませんでしたが、元に比べればかなり良くなったと思います。
ステンレスフレットの加工はやはり大変ですね〜。
切断するだけでも一苦労で、掌が痛くなりましたw

その他にもリペア、カスタマイズ受け付けております。
相談・見積りは無料‼︎
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