Greco EG59-70 Mint Collection 1989'

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今回、ご紹介するギターは！！！

【Greco EG59-70 Mint Collection 1989'】

【Super Real Series】から【Mint Collection Series】へと繋がれ、国産ギター黄金時代を牽引したグレコ。

1989年製の本機は、その最終期ともいえるジャパンメイドの1本です。

トップのトラ杢は恐らくラミネートですが、現代の量産物とは比較にならない美しさがあります。

マホガニーバック。

近年、益々、良質なマホガニー材は枯渇しています。

この頃のモデルであれば間違いない質でしょう。

O切れのGrecoロゴ。

ナット材がブラスになっています。

クルーソンタイプのペグ。

マホガニーの杢目もいい感じです。

ローズ指板も色の濃い良材。

近頃では、最早ローズウッドの指板自体、採用が厳しくなってきていますね。

フレットも十分に残っています。

ネック裏に目立ったダメージはありません。

フロントエスカッションのネジが1本交換されています。

特に目立つ箇所ではないし、折れているよりは何倍もマシですね（笑）

ラミネートだとしても、本物のメイプルの突き板を使っています。

そのため見る角度で杢の雰囲気は変わりますね。

ブリッジはABR-1タイプ。

ジャックプレートは交換されています。

ジョイント部もしっかりしています。

古いギターだと、クラックや下手すると浮いてきたりもしますが、そういったことはまず今後もないでしょう。

ミントコレクションから採用されたロングテノン構造。

所謂ディープジョイントですね。

ネックからの振動の伝動効率が良いと言われ、レスポールタイプのギターであれば気になるポイントです。

その他の配線溝などのルータリングも本家をよくコピーしていて、ここも嬉しいポイント！！

フロントピックアップは特に記載が無いため型番は分かりませんが、ハンダの様子からオリジナルと思います。

リアピックアップはダンカンに換装。こちらも正確な型番は分かりませんが、【PGBG】？と書かれたシールが貼ってあります。もしかしたら【SH-PG1b】かもしれませんが確証はありません。

この頃の上位機種であったこのモデルには、標準でオイルコンデンサーが使われています。

今ではこのクオリティのギターをこの価格で出すのは到底無理です。

これからレスポールを考えている方にも是非手に取っていただきたい1本です。

【Greco EG59-70 Mint Collection 1989'】

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